はじめに
※本記事の内容・価格は 2025年9月時点 の情報です。
スペイサイドのシングルモルト「タムナヴーリン ダブルカスク」は、アメリカンオークのバーボン樽熟成後、オロロソ・シェリー樽でフィニッシュしたコスパ抜群の一本。シェリー樽系ウイスキーらしい果実感と甘さが特徴で、ストレート派から支持を集めています。
ただ、今回はあえて「濃いめハイボール推し」でレビューします。

香り
グラスに注ぐと、チェリーやプラム、レーズンのような甘やかさが広がります。バーボン樽由来のバニラやキャラメルの香りも重なり、華やかで飲みやすい第一印象。

味わい
ストレート
ストレートでは、まろやかな口当たりと強いチェリー感が楽しめます。シェリー樽仕上げらしいリッチさがありつつ、アルコール度数40%と低めなのでやさしい飲み心地。口コミで評価が高いのも納得です。
裏ラベルの公式説明にはこうあります:
「クラシックなスペイサイドの味わいを表現するためにシェリー樽で熟成。リッチで、なめらかで、まろやか。
タムナヴーリン蒸留所は1966年、スコットランドで最も有名なウイスキー生産地スペイサイド地方の中心、リヴェット川のほとりに創業しました。
色は濃いゴールド。甘いトフィー、ハチミツ、マジパンの香りに、爽やかなパイナップルや洋ナシ、繊細な柑橘のニュアンスが広がる、リッチでエレガントなスペイサイド・シングルモルト・ウイスキーです。」
一方で、私自身が実際に飲んでみると、バニラとチェリーの印象が強く、公式で挙げられているような柑橘やトフィーよりもフルーティー寄りに感じました。
よく他のレビューでは「レーズン」と表現されることもありますが、私の場合はそこまでドライフルーツっぽさは感じませんでした。
こうした“公式説明や他人のレビューとの違い”こそ、シングルモルトを飲み比べる面白さだと感じました。

“Matured in American oak barrels, then finished in sherry casks.”
(日本語訳:バーボン樽で熟成後、シェリー樽でフィニッシュ)
と記載されています。
濃いめハイボール(おすすめ)
炭酸で割ると軽くなりすぎる…という声もありますが、1:2.5程度の濃いめ比率で作ると味がしっかり残るのがこのウイスキーの真骨頂。
爽やかなバニラ感とドライフルーツの甘さが炭酸と融合し、飲みごたえがありつつもスッキリ。さらにレモンやオレンジを添えると華やかさがアップし、まさに食中酒にもぴったりです。

ロック
氷を入れるとフルーティーさが少し控えめになり、代わりにオーク樽のウッディな渋みとビター感が強調されます。夏場や脂っこい料理と合わせると相性が良い飲み方です。

総評
タムナヴーリン ダブルカスクは「ストレートのチェリー感」で注目されがちですが、実は濃いめハイボールでこそ映える一本。
シェリー樽系のフルーティーさと甘みを爽快に楽しめるので、普段ハイボール派の方にもぜひ試してほしいウイスキーです。
飲み手によって「チェリー寄り」「レーズン寄り」と印象が変わるのも、このウイスキーの魅力のひとつだと思います。

おすすめ飲み方ランキング
- 🥇 濃いめハイボール — 爽やかさと甘みのベストバランス。レモンやオレンジを添えるとさらに華やか。
- 🥈 ストレート — チェリーやプラムのフルーツ感をしっかり楽しめる王道スタイル。
- 🥉 ロック — 甘さが落ち着き、ウッディな余韻が心地よい。食中酒にも◎。

価格と入手方法
タムナヴーリン ダブルカスクは、3,000〜4,000円前後で入手可能。価格帯としては手に取りやすく、コスパの良さも人気の理由です。
スーパーや酒量販店でも比較的見かけやすく、もちろんネットショップ(Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなど)でも手軽に購入できます。
「シェリー樽仕上げを試してみたいけれど、手頃なものから始めたい」という方に特におすすめです。
💡 特に「やまや」では店頭価格が安めで狙い目。ただし楽天市場の「やまや出品分」は商品自体は安いものの、送料がかかるため割高になるケースがあります。近くに実店舗がある方は、直接購入した方がお得です。
(※価格・入手状況は 2025年9月現在 のものです。地域や店舗により変動する可能性があります)
※下記リンクから必ず購入する必要はありません。情報としてどうぞ。
まとめの一言
タムナヴーリン ダブルカスクは、“シェリー樽系の入門編”でありながら、濃いめハイボールにすると予想以上に映える一本でした。ストレートでチェリーやバニラの甘さを楽しむもよし、ハイボールで爽快に仕上げるもよし。3,000円台でこの満足感なら、常備しておいて損はないウイスキーです。



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