私は工場のDX担当として、日々AppSheetやLooker Studioを使っています。
会社支給のHPノート(8GB/256GB構成)を使っているのですが、
Zoomを開いた瞬間に「ウィーン」とファンが全開。
ツールの重さよりもパソコンの息切れ感にストレスを感じることが多くなりました。
⚙️ ファンがうるさいのは壊れているからではない
実はこれ、パソコンが壊れているわけではなく「限界まで頑張っている」だけです。
DXツールはクラウド上で動作するように見えて、
実際にはブラウザ側で大量の処理をしています。
メモリ8GB環境では、
- Zoom
- AppSheet
- Looker Studio
- Canva
を同時に動かすだけで上限近くになります。
🧩 実際の現象(私の環境)
| 状況 | 体感 | 原因 |
|---|---|---|
| Zoomで共有中 | ファン全開 | CPU使用率90%以上 |
| AppSheet編集中 | 一瞬止まる | メモリ8GBでスワップ発生 |
| Lookerでグラフ操作 | カクつく | キャッシュ圧迫 |
| Canvaで画像作業 | 読み込みが重い | GPU非搭載+CPU依存 |
どれも「スペック不足」のサイン。
現行モデルではこの部分が改善されています。
💻 現行モデルなら静かに動く理由
| 項目 | 現在の環境(8GB/256GB) | 推奨環境(16GB/512GB) |
|---|---|---|
| ファン音 | 常時回る | 必要時のみ |
| Zoom共有 | 熱・遅延あり | 安定動作 |
| Looker操作 | 重い | スムーズ |
| Canva編集 | もたつく | 快適 |
| 動作温度 | 高め | 10℃程度低下 |
現在私の環境では試せませんが、
同僚や他ユーザーのレビューを見ても、
メモリ16GB・SSD512GB構成に変えるだけでファンが静かになるケースが多いです。
DXツールやZoomを同時に使うなら、もはやこの構成が標準です。
CPUよりも“通信速度”がDXでは重要
ここで誤解されがちなのが、「CPUを上げれば速くなる」という考え方です。
実際にAppSheetやLooker Studioを使っていると感じますが、
DXツールの快適さはCPU性能より通信速度に大きく左右されます。
| 要素 | 影響度 | 補足 |
|---|---|---|
| 通信速度(回線品質) | ★★★★★ | クラウドとのやり取りが多いため最重要。遅延=操作遅延。 |
| メモリ容量 | ★★★★☆ | ブラウザの複数タブを同時に扱うため16GBが理想。 |
| CPU性能 | ★★☆☆☆ | 近年のi5/i7クラスなら差は小さい。 |
| ストレージ速度 | ★★★☆☆ | SSD必須。HDDでは話にならない。 |
つまり、CPUは「ボトルネックにならなければOK」。
それよりも、高速で安定した回線(光・有線LAN)の方が、
実際の体感速度を大きく左右します。
私自身、会社のノート(同じ構成)でも、
自宅の光回線で使うと全くの別物。
グラフ表示やデータ反映がスムーズで、体感では「別PCか?」と思うほどでした。(少し盛りましたが差は感じます)
DX業務では「CPUより通信」。
スペックを追うより、安定したネット環境を整える方がコスパが高いのが実情です。
これ以上のスペックはオーバースペックです
正直に言うと、16GB/512GBを超える構成はDX用途では必要ありません。
AppSheetやLooker Studio、Canva、Zoomのような業務では
CPUもGPUも負荷が軽く、上位モデルにしても体感差はごくわずかです。
| スペック帯 | メリット | 想定用途 |
|---|---|---|
| 16GB/256〜512GB | 最もバランスが良い | DX業務、クラウド作業、軽〜中程度の動画編集 |
| 32GB以上/1TB以上 | 処理速度は向上 | 映像制作、3Dレンダリング、AI画像生成、4K長尺編集 |
| 専用GPUモデル | グラフィック強化 | Premiere ProやBlenderなど高負荷用途 |
逆に言えば、DXや在宅ワーク中心なら
16GB/256〜512GBで“ちょうどいい止まり方”をする。
無駄に高価なハイスペックマシンを買っても、
実際の生産性はほとんど変わらないのが現実です。
🎮 Intel Graphicsのシール=「内蔵GPU」の意味
私のPCには「Intel Graphics」というシールが貼ってあります。
これはCPUの中にグラフィック処理機能が内蔵されているという意味で、
NVIDIAやAMDのような**専用GPU(独立GPU)**が載っているわけではありません。
| GPUの種類 | 代表例 | 特徴 |
|---|---|---|
| 内蔵GPU(Integrated) | Intel UHD/Iris Xe/Radeon Graphics | 省電力で軽い処理向き。ZoomやCanvaには十分。 |
| 専用GPU(Discrete) | NVIDIA GeForce/AMD Radeon | 高性能。動画編集や3D処理に強いが高価で発熱多め。 |
つまり、Intel Graphicsのシール=
「GPU機能はあるが、CPUの中に入っているタイプ」。
DXツールやブラウザ作業には十分な性能がありますが、
動画編集を本格的に行う場合は専用GPU搭載モデルの方が快適です。
💡 現行モデルのGPU構成(HP/Dell)
| モデル | GPU種別 | 名称 | 備考 |
|---|---|---|---|
| HP 14-em(Ryzen 5 7530U) | 内蔵GPU | AMD Radeon Graphics | 省電力+発色良好。DX業務向け。 |
| Dell Inspiron 14(Core i5-13420H) | 内蔵GPU | Intel Iris Xe Graphics | 安定・静音でZoomやCanvaにも最適。 |
| Dell Inspiron 14 Plusなど上位機 | 専用GPU | NVIDIA GeForce RTX 3050 など | 動画編集や映像制作向け。高価・発熱あり。 |
現行のHP 14-emやDell Inspiron 14はどちらも内蔵GPUタイプです。
とはいえ、最新世代の内蔵GPUはかなり性能が上がっており、
DX作業や副業レベルの動画編集なら十分実用的です。
💡 MacBook Airが示す「今の標準ライン」
AppleのMacBook Air(M3)も、実質的に16GBメモリが推奨ラインになっています。
これは「8GBでは限界が見えてきた」という時代のサインです。
つまりWindowsでも同様で、
DXツールを快適に使うなら16GB/256GBが最低ラインと考えるのが自然です。
💬 実際に使って感じたメーカーごとの違い
| 項目 | HP | Dell |
|---|---|---|
| 打鍵感 | 静か・落ち着き | 軽快で反応が良い |
| キー配列 | 標準的 | 一部配置が独特(慣れると快適) |
| ファン音 | 静音寄り | やや動作音ありだが温度安定 |
| 全体印象 | コスパ重視 | 完成度・安定感重視 |
私はHPを使っていますが、正直なところDellの方が操作性は好みでした。
タイピングの反応やトラックパッドの感度など、細部の完成度が高い印象です。
ただHPは静音性と価格のバランスが良く、コスパ面で優秀。
HP=コスパ、Dell=完成度と捉えると分かりやすいです。
💻 比較表:現行おすすめ3モデル
| モデル | メモリ/SSD | 特徴 |
|---|---|---|
| 現在使用モデル(HP旧型) | 8GB/256GB | 使用中・参考 |
| HP 14-em | 16GB/512GB | 静音・コスパ良好。DX向け。 |
| Dell Inspiron 14 | 16GB/512GB | 操作性・完成度が高い。 |
🔗 紹介モデルはこちら
HP ノートパソコン 14インチ(2025年夏モデル)第13世代 Core i5 / 16GBメモリ / 512GB SSD / 指紋認証付き
Dell Inspiron 14 5440(アイスブルー)第13世代 Core i5 / 16GBメモリ / 512GB SSD / Windows 11 Home
🧭 まとめ
- ファンがうるさいのは「壊れている」ではなく「頑張りすぎ」。
- DX時代の最低ラインは16GB/256GB構成。
- HPはコスパ重視、Dellは操作性重視。
- MacBook Airが16GBを標準化した今、8GB構成は時代遅れになりつつある。
- ストレージは256GBでも運用可能だが、個人的には512GBあった方が安心。
- Intel GraphicsはGPU内蔵型。DX用途なら十分。
今もしPCを買い替えるなら、同じモデルでも一つ上の構成を選ぶ方が確実に快適です。
数年後まで安心して使えることを考えると、結果的に一番コスパが良い選択です。
※本記事は筆者の実体験と検証に基づく個人の見解です。
使用環境や好みによって感じ方は異なる場合があります。
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