「一眼レフを買ったのに使わなかった理由。そして再びカメラを手に取った日」
旅行をきっかけにカメラを買った
旅行先で綺麗な風景を見て、「せっかくだからちゃんと残したい」と思い立ち、一眼レフカメラを購入した。
付属していたレンズは 14-150 mm の便利ズーム。旅行にも日常にも使いやすく、「これ1本で全部撮れる」と感じていた。
しかし実際に使ってみると、設定が多くて難しい。
ピントも思うように合わず、明るさもバラバラ。
正直、スマホの方が簡単で綺麗に見えることも多かった。
撮るたびにメニューを開いて試行錯誤するうちに、いつの間にかカメラは棚の奥へ。
「せっかく買ったのに…」と思いながらも、ほこりをかぶったまま数年が過ぎた。
再びカメラを手に取る
カメラを再び使い始めた理由
再びカメラを手に取ったきっかけは、単なる思いつきではなかった。
スマホの買い替えコストが年々上がっていく中で、
「自分がスマホで重視しているのはカメラ機能くらいだ」と気づいた。
「それなら、高価なスマホを更新するより、
すでに持っているカメラを使いこなした方がコスパが良いのでは?」
そう思ったのが再挑戦のきっかけだった。
結果的にこの判断は正解で、改めて使ってみると、
同じ被写体でもスマホでは出せない光の階調や奥行きに気づかされた。
再挑戦して感じた壁
久しぶりに撮ってみても、最初は思ったように撮れなかった。
たまに「おっ」と思える写真が撮れても、なぜ撮れたのかがわからない。
同じように撮ったつもりでも暗くなったり、ピントが外れたり…。
結果はバラバラで、“偶然の一枚”に頼るばかりだった。
📷 キットレンズで撮った一枚
下の写真は、当時の付属レンズ(14-150 mm)で撮影したもの。
ズーム域が広く、風景撮影にも十分対応できる万能レンズだ。
📸 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150 mm F4.0-5.6 IIで撮影

富士山の雄大さと手前の桜を一緒に収められるのが、このレンズの強み。
広角で風景全体を入れ、望遠寄りで山の迫力を出す──
1本で両方こなせるのがこのキットレンズの魅力だった。
📸 私が購入したカメラセットは生産終了していますので中古で探したい方は、マップカメラやカメラのキタムラの中古コーナーで「E-M5 Mark III」を検索してみてください。
2019年発売で、現在はすでに生産終了となったモデル。
購入した2022年時点でも新品は11〜13万円前後でした。
正直、これを棚に眠らせていたのはもったいなさすぎました。
実際に使ってみると、「この写りでこの価格?」と思うほどの実力があります。
本体はすでに生産終了しています。
これから新しくボディを買うなら、後継機で現行モデルの
「OM SYSTEM OM-5 Mark II」 を選べばOKです。
OM SYSTEM OM-5 Mark II 12-45mm F4.0 PRO レンズキット(ブラック)
レンズで世界が変わった
そんなとき、ある記事で「レンズが変わるとカメラが変わる」という言葉を見かけた。
最初は半信半疑だったが、カメラを本当に楽しむならここを避けて通れない気がして、
思い切って“評判のいい単焦点レンズ”を購入した。
初めてそのレンズで撮ったとき、正直驚いた。
同じカメラなのに、空気の奥行きや光の柔らかさが全く違う。
何気ない風景でも立体的で、被写体が生きているように写る。
「これが一眼レフの良さか」と、ようやく実感できた瞬間だった。
スマホでは撮れない写真
スマホのカメラも確かに便利で、誰でもそれなりに綺麗に撮れる。
でも、「自分で撮った」感や光を操る楽しさは一眼レフでしか味わえない。
ピントを少しずらすだけで雰囲気が変わり、時間帯や天気で表情も違う。
失敗もあるけれど、その分うまく撮れたときの喜びは大きい。
カメラを通して気づいたこと
結局のところ、カメラは「簡単に綺麗に撮る道具」ではなく、
“自分の目で世界をどう見たいか”を表現する道具だった。
そう思えるようになってから、写真を撮る時間そのものが楽しくなった。
目的地に行くことよりも、「今日はどんな光があるだろう」と考えるようになった。
昔は面倒だと思っていた設定や操作も、今では「撮る前の準備時間」として楽しめる。
使いこなせないと感じていたカメラが、今では自分の感覚を映す鏡のような存在になった。
まとめ
最初は失敗ばかりで手放そうかと思っていたカメラ。
でも、少しだけ知識を足して、レンズを変えるだけで、
見える世界も、撮る楽しさもまったく違って見えるようになった。

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