一眼を買って、久しぶりに外へ持ち出した。
けれど、撮るたびに少し気恥ずかしさを感じていた。
大した写真も撮れないくせに、カメラだけ一丁前。
構えている自分がどこか滑稽で、
「カッコだけそれっぽくなってる」と感じる瞬間もあった。
カメラに詳しくなかったので、レンズが大きい=本格的というイメージがありました。
でも実際に使ってみると、必ずしもそうじゃない。
そういう意味でも今回のレンズは見た目も持ちやすかった。
小さくて軽いから、気負わず持ち歩ける。
飲食店に持って入るのは正直抵抗があったけれど、
このサイズなら自然に持ち込めそうだと思えた。
「撮るぞ」ではなく、「ちょっと撮ってみようかな」と思える気楽さがある。
🌤 レンズを変えると、世界の見え方が変わる
最初にこの25mm F1.8を使ったとき、驚いたのは光の入り方と背景の溶け方だった。
スマホではぼかしたつもりでも、どこか人工的で浅い印象になる。
それが、このレンズだと一気に奥行きが出る。
ピントを合わせた部分がくっきり浮き上がり、
背景が自然に溶けていく感覚。
まるで目で見ている景色そのままを、写真に閉じ込められたような不思議な感覚だった。
📷 M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8・Aモード/F1.8で撮影

💡 使用機材はこちら
M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 II(マイクロフォーサーズ標準単焦点レンズ)
本体はすでに生産終了しています。
これから新しくボディを買うなら、後継機で現行モデルの
「OM SYSTEM OM-5 Mark II」 を選べばOKです。
どちらもマイクロフォーサーズ規格なので、
この記事で紹介しているレンズ資産はそのまま使えます。
OM SYSTEM OM-5 Mark II 12-45mm F4.0 PRO レンズキット(ブラック)
本体もレンズもコンパクトで軽く、持ち歩いても全く負担にならない。
レンズが大きいと構えているように見えがちですが、
このサイズなら街中でも自然に撮影できるのが気に入っています。
🌈 25mmという焦点距離の“ちょうどよさ”
標準域の25mm(フルサイズ換算50mm)は、肉眼に近い画角。
だから「見たままを切り取る」には最適だった。
誇張もなく、引きすぎず、
自然な距離感で被写体を感じられるのが心地いい。
ただ正直に言えば、構図は今でも下手だと思う。
どこを切り取ればいいのか分からず、何枚も撮ってようやく“マシな一枚”が残る程度。
でもこのレンズは、そんな自分でも救ってくれる。
広角レンズや望遠レンズよりも、被写体に寄ることが多いので構図が簡単。
余計な背景が入りにくく、主題をはっきり見せやすい。
だからこそ「それっぽく撮れた気がする」瞬間が増えた。
📷 M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8・Aモード/F1.8で撮影

🐶 愛犬を通して見える“光の違い”
気づけば、撮るのは愛犬ばかりになっていた。
でも同じ被写体でも、光や距離を変えるだけでまったく違って見える。
今までは晴れの日ばかりだったけれど、
雨の日に撮ると毛並みの質感や表情のしっとりした感じが出ることもある。
晴れ=正解じゃなく、曇りや雨の日にも光の美しさがあると気づいた。
どんなに構図が下手でも、表情やしぐさに助けられて“それっぽい”写真になる。
結局、自分にとっていちばん練習になるのは、
いちばん撮りたいものを撮ることなんだと思う。
☀️ 光と距離がわかるようになる
このレンズを使うようになって、
「どこに立てばきれいに撮れるか」が少しずつわかるようになってきた。
たとえば、光が斜めに差す窓際なら毛並みがふんわり写る。
被写体との距離を少し変えるだけで、背景のボケ方も変わる。
設定よりも、自分の立ち位置の方が大事なんだと気づかされた。
💭 今の自分にちょうどいい
結局のところ、25mm F1.8の魅力は“ちょうどいい”ところにあると思う。
持ち運びやすく、写りもよく、
構えるたびにプレッシャーを感じない。
本格的なレンズも魅力的だけど、
今の自分にはこのサイズ感と描写力がちょうどいい。
これなら気軽に外へ連れ出せるし、
少しずつ写真を続けていけそうな気がする。
✳️ まとめ
- 大きいレンズ=本格的という思い込みは違っていた
- コンパクトなレンズは“気軽に撮る勇気”をくれる
- 25mm F1.8は構図が苦手でも主題を整理しやすい
- 晴れ・曇り・雨、それぞれの光に味がある
- スマホでは出せない“光と奥行き”を感じられる

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