【レビュー】14-150mm II の広角14mmが強すぎた。

OM SYSTEM

初心者・旅行・ペット撮影で“これ1本”になる理由✦✦

便利ズームと言えば望遠が主役になりがちだが、
M.ZUIKO 14-150mm F4.0–5.6 II の本当の魅力は “広角14mm” にある。

室内、自然光、撮って出し。
これだけで作品レベルの写真が撮れる。

まずは作例を見てほしい。


■ 【作例】広角14mmで撮った“撮って出し”。

光が合うと、ここまで写る。

 リンとの日常の一コマ。
リンとの日常の一コマ。
自然光の差し込む位置に寝そべるリンを、そのまま撮って出し。 14-150mm II は“光が良い瞬間”を素直に捉えてくれるので、 ペットの毛並みや温度感がそのまま残せる。

明るい場面では14-150mm II の広角側はとても扱いやすいのに、
暗くなると急に難しく感じる——これは完全に初心者あるあるです。

理由はシンプルで、
・高倍率ズームはF値が暗い
・暗いとAF精度が落ちる
・コントラストが弱くなり“荒く見える”

というカメラの仕組みが関係しています。

逆に言えば、光さえ合えば撮って出しで今回の作例のように写るので、
このレンズを使いながら“光を見る練習”をすると急に上達し始めます。

広角は本来“難しい領域”。
部屋の余計なものが写りやすいし、歪みも出る。
でもこのレンズはその弱点が少ない。


■ なぜ14-150mm II の「広角側」がこんなに強いのか

✔ ① 室内撮影でも画角が広く、構図が作りやすい

ペット撮影は望遠が基本と思われがちだが、
室内なら広角14mmのほうが圧倒的に扱いやすい。

  • 背景の余白(影)が作れる
  • 床の質感を入れられる
  • 低い位置から世界観を作れる

今回の写真も、この広角特性のおかげ。


✔ ② 歪みが少なく“自然な広角”になる

14-150mm II の広角側は不自然な歪みが出ない。
チワワの顔が崩れず、自然な雰囲気で撮れる。

便利ズームなのにこの歪みの少なさは本当に優秀。


✔ ③ 光を読むと写りが一段上がる(=撮って出しで決まる)

自然光の位置と方向を掴めれば
レタッチせずにこの描写が出せる。

これは写りが派手な単焦点とは違う、
「素直で忠実」なレンズの美点。


■ 初心者に広角14mmが向く理由

✔ 構図が破綻しにくい

望遠はピント面が薄く、毛が荒れる。
広角は被写界深度が深く、写りが安定。

✔ シャッタースピードが稼げる(手ブレしにくい)

室内のペット撮影で失敗しにくい。

✔ レンズ交換不要

14 → 25 → 45 → 100 とスムーズに切り替え可能。


■ 初代 vs II(広角を使うなら II 一択)

項目初代II(マーク2)
逆光耐性弱いZEROコーティング改良で強い
防塵防滴×
広角の抜け普通コントラスト良い・階調が素直

広角側は逆光・反射の影響を受けやすいので
広角を活かすならIIが圧倒的に有利。


■ 結論:14-150mm II は“広角を使った瞬間に価値が分かる”一本

  • 室内ペット撮影
  • 旅行(ホテル・街並み)
  • 自然光スナップ
  • 日常のワンシーン
  • 広い構図で残したい瞬間

これら全部、14mmの広角が活きる。

そして今回の作例のように
撮って出しで決まる写真が撮れる。

「便利ズーム=望遠だけ」
というイメージは完全に覆る。

14-150mm II の魅力は
広角から望遠まで“全部ちゃんと使える”こと。

この作例は“2世代前のカメラ+同じレンズ”で撮っています
OM-5 Mark II 14-150mm II レンズキット ブラック

OM SYSTEM OM-5 Mark II 14-150mm II レンズキット(ブラック)

散歩・旅行・アウトドアをこの1本で全部撮れる万能セット。 昔のリンの写真も、ほとんどこのレンズで撮っていました。
私は望遠をあまり使わない撮り方なので、今買うならこちらのPROレンズです
OM-5 Mark II 12-45mm F4.0 PRO レンズキット ブラック

OM SYSTEM OM-5 Mark II 12-45mm F4.0 PRO レンズキット(ブラック)

新設計の高性能手ぶれ補正と、防塵防滴の軽量ボディが魅力の現行モデル。 12-45mm F4 PROとの組み合わせは描写力が高く、旅行・風景・日常スナップまで1本でこなせる万能キットです。 本体のみとの価格差は約3万円前後で、単体では約9万円するプロレンズがセットになる異常なコスパ。 これからマイクロフォーサーズを始めるなら、まずこのキットを選んでおけば間違いありません。

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