はじめに
今の市場では 16GBのタブレットはほとんど販売されていません。
しかし、
- 中古や格安モデルで入手した
- 数年前に導入して今も現場で使っている
- ネット通販で「安いタブレット」を探していたら、スペック欄に「16GB」と書かれていた
こうしたケースでは、いまだに 「16GBって使えるの?」 という疑問や相談が出てきます。
私の会社でも、現場DX用にと 16GBの安価タブレットを導入 しました。
「入力とネット接続だけなら十分だろう」と考えたのですが……結果は大失敗でした。
16GBタブレットでの惨状(失敗談)
導入した16GBタブレット、最初から予想外のトラブル続きでした。
- Androidシステムだけで約10GBを消費
残りはわずか5〜6GBしか使えない - アプリをすべて削除しても容量不足
写真は1枚も保存していないのに動作が重い - クリーンアップしても改善せず
通知が頻発し、現場のストレスに - 一定の期間ごとに初期化しながら延命運用
再設定やログイン作業が発生し、効率をさらに下げた - OSやアプリをアップデートすると容量が膨張
結果、完全に運用不可能に
「写真ゼロでパンパン」「初期化が日課」「アップデートがトドメ」…
正直、笑えないのですが、現場では“あるある”です😂
なぜ容量不足が起こるのか
Androidシステムが約10GBを占有
Androidタブレットでは、OS本体と標準アプリ(Google Playサービス、Chrome、YouTubeなど)だけで 約10GB前後 を消費します。
つまり16GBモデルでは、実質 5〜6GB程度しか自由に使えない のです。
アップデートでさらに肥大化
OSやアプリはアップデートのたびに容量が増加。
特にセキュリティ強化や新機能追加によってシステムは年々大きくなり、16GBや32GBモデルはますます厳しい状況になっていきます。
アプリのキャッシュ・データが追い打ち
メール、チャット、ブラウザなどの基本アプリもキャッシュをどんどん蓄積。
容量が不足すると「削除してもすぐ再発」という無限ループに陥ります。
工場DXで容量が必要になるのは“写真”のせい
「そんなに写真を保存する必要ある?」と思う方もいるでしょう。
しかし、工場DXでは 写真による証跡管理 が非常に重要です。
不良品・トラブル箇所の記録
- 異常や不良を発見したときに即撮影
- AppSheetに入力データと紐付け保存
- 言い訳のできない証拠になる(現場あるある…😅)
作業手順・改善策の共有
- 改善前後を写真で比較
- 写真付きマニュアルで新人教育に活用
点検・保守のエビデンス
- 清掃・点検作業を写真で残して「やった証拠」に
- 報告書より一目でわかる
社内共有・教育用
- 会議で「この写真見てください」と共有
- 教育用資料にも使える
写真は一時的にストレージを食う
クラウドにアップロードする前に、必ず端末ストレージを一度経由します。
容量不足だと「保存できません」で業務が止まる → これが最も危険です。
どれくらいの容量を選べば安心か
ここからは、実際に使える容量と写真保存枚数の目安をまとめます。
| ストレージ | 実利用可能容量 | 写真保存目安(1枚3〜5MB) | コメント |
|---|---|---|---|
| 16GB | 約5〜6GB | 実質使えない | 入力アプリすら不安定 |
| 32GB | 約18〜20GB | 4,000〜6,000枚 | 延命レベル。数年で限界 |
| 64GB | 約45〜50GB | 10,000〜15,000枚 | 最低限の安心ライン |
| 128GB | 約110GB | 25,000〜35,000枚 | 現実的でおすすめ |
| 256GB | 約230GB | 50,000〜70,000枚 | 将来も安心。容量の心配不要 |
📌 結論:
- 64GBは最低限
- 128GBが現実的ライン
- 256GBなら容量不足を忘れて使える
失敗を避けるためのおすすめ3選(各2機種)

最低限ライン(64GB)
✅ Blackview Tab20WiFi / Tab60WiFi
👉 最新OS搭載で“とりあえず導入”に安心な低価格モデル
✅ Lenovo Tab K10
👉 ブランドの信頼感と安定性で、失敗しにくい安心感
現実的ライン(128GB)
✅ TABWEE T90
👉 大容量RAMでサクサク動作、コスパ重視派に最適
✅ Xiaomi Redmi Pad SE
👉 薄型軽量で持ち運びやすく、長時間の利用に便利
将来安心ライン(256GB)
✅ プリトム TAB16
👉 SIM対応で外出先でも使える自由度の高さ
- ✅ Lenovo Yoga Tab 11
👉 キックスタンド付きで設置が簡単、作業効率アップ
まとめ
工場DXに安価なタブレットを導入するのは簡単ですが、容量不足はDX失敗の第一歩です。
- 16GBや32GBは致命的 → クリーンアップや初期化で延命するしかない
- 写真を扱う以上、64GBは最低限、128GBが現実的
- 256GBなら容量不足を忘れて本来の業務に集中できる
👉 「安さ」ではなく「最低限の容量」を優先することが、DX成功の最初の投資です。


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